ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

桜満喫ツーリング~原風景~

時間の関係で一旦飯田のデポ地に戻り車で中川村役場までワープ。
 
中川村を含む上伊那周辺にも人気の桜が多くあり、事前の候補で7,8ヶ所選んでいたのですが、先程の“杵原学校のしだれ桜”の状況から既に散り始めていると思われ、この時点で少し場所の選択を誤ったかな?と後悔。(それでも“黒船桜”、“駒つなぎの桜”だけでも十分満足でしたがね・・・)
 
ちょっと話が戻りますが、今回、長野の1本桜を色々調べていて、その数の多さにビックリ。南北に長い県でもあり、その開花状況もバラバラ。どの地域を見に行こうかその選択が非常に難しかったのでですが、多少は散っているのは承知で特に美しい桜が多い今回の伊那地方を選択した訳です。
 
話を元に戻して。結局7、8ヶ所選んでおいた桜の中で多少散っていても是非見てみたい桜3ヶ所をチョイスして訪れる事に。

デポ地の役場からすぐ近くというか近すぎました。
 
1、2分で到着。(笑)“望岳荘”という公共宿泊施設?日帰り温泉?の駐車場の桜。ここは中央アルプスをバックに桜を眺められるということで行ってみたかった場所ですが、先程の“杵原学校のしだれ桜”ほどではないですが、半分以上が散ってました。それでも噂通り、桜のバックには残雪の中央アルプスがきれいに見えてましたね。桜満開の頃に見たかったぁ~
 
さてさて、次は“大草城址公園の桜”も考えたのですが、“杵原学校のしだれ桜”、“望岳荘の桜”と続いて葉桜状態だったので恐らく見頃は過ぎていると思われたのでパス。(やまさんが2年前に訪れていてソメイヨシノ以外にも八重桜なども咲いており、“桜”自体はまずまずだそうです。次回?満開の頃に・・・)
 
残り2件はどちらも個人宅の桜。後半の部のメインと考えていた桜です。


“望岳荘”から少し、1kmほど坂を上ったところに案内看板があり、まずは“谷村家の桜”そして数百メートルほど下った場所に“西丸尾の桜”と呼ばれている桜があります。
 

先程の“望岳荘”を含め、この“谷村家の桜”、“西丸尾の桜”のある中川村は「日本で最も美しい村」連盟(こんな連盟があるの今回初めて知りました。)に属しているそうです。
 
私個人の勝手な決め込みですが、この2軒の桜こそ“日本で最も美しい村・中川村”を象徴する風景じゃないでしょうかね。


見頃を過ぎているという事もあってどちらの桜とも花見客は誰もいません。私一人でのんびりと桜見物。少し散っているし、個人宅という事もあるのであえて近づかず、遠目に眺めます。2軒の桜とも遠目に眺めているほうが良いですね。

特に“谷村家の桜は”茅葺屋根の家と桜、そしてバックに雪を被った中央アルプスの山々。日本の原風景のような場所です。しばらくぼ~としていたい風景ですね。


“西丸尾の桜”も同じです。中央アルプスこそバックにないものの、殺風景な山合いの土蔵造りの一軒屋。そんな殺風景な風景を大木のしだれ桜が引き立たせてくれています。


そして今年最後に見た桜がこれ。

佐久穂の町の小高い丘に咲く桜。又兵衛、黒船といった名のある桜じゃないと思いますが、これが今年最後の桜というのも何か自分らしいかなぁ~と思いながら信州の桜を後にして帰路へ。

先週、今週と思いもよらぬ2週連続で桜遠征が出来ましたが、3月末の時点では全く予想も出来なった事。むしろ今年は桜に縁がないなぁ~と思っていたくらいですから・・・


やまさんのブログで当方の行動力について触れられてましたが、大袈裟に言えば、この2週のように何が起こるか分からないのが人生ですよね。今回はたまたま良い方向だった訳ですが。そんな訳でモットーは“日々後悔しない人生を!”(実際は日々後悔の連続です)

そんな気持ちが行動力に表れてしまうのかも知れませんね。