今回の長崎行き、一番の目的は軍艦島に行くことでした。正式名称は端島。かつて炭鉱によって栄え、日本の高度経済成長を支えた島です。世界文化遺産に認定されています。

以前よりずっと行きたかった場所で最近は人気故に週末の予約も数ヶ月前には満杯になる人気ぶり。そんなこともあって中々実現出来なかった軍艦島訪問ですが、残された時間(人生)も少なくなってきた?ので悔いを残さないためにも、今回思い切って行ってきました。
軍艦島への上陸クルーズを運航している会社は何社かあるのですが、今回私が選んだのは「軍艦島コンシェルジュ」というツアー会社。ここを選んだ理由は大型船を使用しており、上陸率が高いということでした。軍艦島への上陸は、波の高さなどの条件がクリア出来ない場合は上陸出来ないことも良くあるそうで、その場合は島の周辺を回るクルージングになるそうです。そんな訳で上陸率の高い「軍艦島コンシェルジュ」を選びました。
結果からいうと連日線状降水帯が発生する梅雨末期の長雨で外海は波も高く、この日は長崎市から上陸許可で出ないため、外周のクルージングのみだそうです。メチャクチャ残念です。
そんな訳で上陸は出来ませんが、外周クルージングは出来るので受付時間の朝9時に軍艦島コンシェルジュの事務所に向かいました。出航は10時30分の予定。軍艦島コンシェルジュのツアーは他のツアー会社と違い、出航までの時間で「軍艦島デジタルミュージアム」を見学出来るところです。(クルージング料金に含まれています。撮影もOK。)

長崎港を出航し、女神大橋をくぐり抜けると、徐々に外海へ。しばらくすると、遠くに軍艦島の姿が見えてきます。島に近づくと、船はできる限り接近しながら右回り・左回りとゆっくり一周してくれます。どちら側に座っていても見やすいよう配慮されているのは嬉しいポイント。さらに状況が許せば立ち上がり、デッキから軍艦島全体を眺めることもできます。 もちろん私も席を立ち、デッキぎりぎりまで移動。
ただ、ここは外海。想像以上によく揺れます。写真を撮るのに夢中になっていましたが、気付けば少し船酔い気味に。酔いやすい方は酔い止めを用意しておいた方が安心だと思います。 (ガイドさんも出航前に言ってましたね。)

船から見る軍艦島は圧巻でした。本当に軍艦が海に浮かんでいるような姿 です。ガイドさんによると、島には学校や病院、映画館、商店街まであり、最盛期には東京を上回る人口密度だったそうです。海に囲まれた小さな島に、一つの巨大な都市が確かに存在していたことを思うと、その歴史の重みを感じます。

島の周囲から見る、崩れかけたアパート、風雨に晒された階段、窓のない建物。潮風で少しずつ崩れていく巨大都市の姿は、何とも切なく儚い気持ちになりますね。帰りは遠ざかる軍艦島を眺めながら、しばらくそんな余韻に浸っていました。

以前から行きたかった軍艦島、上陸は出来ませんでしたが、本当に行って良かったと思いました。もし長崎に行かれる方いましたら、長崎観光の名所は数多くありますが、ぜひ訪れてほしい場所の上位に記憶しておいて欲しいと思いました。(人それぞれ見たい場所、楽しみ方はあると思いますが。)
ガイドさんの話では、上陸率の高いのは桜が散ってから梅雨入り前(4月中旬~5月末)、比較的高気圧が安定してる10月中旬~11月中旬頃だそうです。このままでは絶対に終われませんので次回は時期を考えてリベンジしますよ!





