【愛国から幸福へ】
元国鉄広尾線の駅で昭和40年台後半に「愛国から幸福ゆき」の大ブームになった駅。昭和62年に廃線になりましたが、34年前に訪れた時はまだ列車も走っており、ちょうど良いタイミングで列車がホームに入ってきた記憶も・・・
当時は切符買いましたが、切符は今でも駅舎前にあるお土産物屋で日付入で売ってます。
愛国駅にて
同じく卒業旅行で北海道を周っている女子大生と一緒に記念撮影。
座っている場所は、現在展示している列車の前辺りかな?当時はまだ廃線になっていなかったので、本当は線路に降りたらダメですね。(34年前で時効ということで・・・笑)
【ハルニレの木】
続いて向かったのが、豊頃町にある“ハルニレの木”某電気メーカーのコマーシャルに使われた初代の木という話で有名ですね。「♪この~木なんの木気になる木♪」って歌です。でもコマーシャルに使われたという話は間違いだそうです。何故こういう間違いが生じたのか不明だそうですが、でも当時は町の方みんな“この木なんの木”の木って言ってました。
実際に今のようにネットもスマホもない時代に地元の方に「この木なんの木はどこですか?」と聞きながら辿り着きましたから。
当時は夏でしたので青々として大きく感じましたが、冬を葉を落としているためか、それとも34年でやや衰えたのか当時より小さく見えました。でも広い草地にポツンと立つ2本の木、北海道らしい良い雰囲気の場所だと思います。
元々ハルニレに木は豊頃町の花で、この木は推定樹齢140年くらいだそうで、遠目には1本の木に見えますが、近づいて見ると2本の異なる木が根を同じにして一体化して成長したそうです。
思わぬ休日で34年前の思い出に浸る楽しいドライブが出来ていい1日でした。