今回の“ツールド八ヶ岳”もしかしたら参加出来るかも?となったが、マキノツーリングの前日。後は仕事の都合次第。さて日曜日のレースよりも楽しみなのが前日土曜日の“桜満喫ツーリング”。どこの桜を見に行こうかと参考にさせてもらったのが、今回もやまさんが以前走ったコースでした。(毎度お世話になってます。)
仕事も無事都合がついたので金曜夜に徳島を出発し、途中のPAで仮眠。デポ予定の飯田市の運動公園着が8時前で、急ぎ準備してスタート。
江戸時代末期、ペリーの黒船来航時に植えられたとされるところから“黒船桜”と呼ばれているそうで、枝振りが良くとても一本の木とは思えないほど周囲を圧倒するかのように多くの花をつけてます。開花状況はまさにドンピシャの満開。
やまさんも書いてましたが、国道沿いすぐ傍と地理的条件も良く、少しですが駐車場もあり、見物に来るにはまずまずと思うのですが、意外と花見客は少なく、当方が到着した午前9時過ぎでも満開にも関わらず10人にも満たない程度。先週の又兵衛桜と比較しても決して引けを取らない桜ですが、花見客の数はえらい違いです。もっともゆっくり眺めて写真撮るには人が少なくて歓迎ですが・・・
下から見上げるのと、上から見下ろすので少し雰囲気が少し違いますが、どちらから見ても見事な桜です。“黒船桜”を後にし、来た道を少し戻り、r89で中央高速の園原IC方面へ。先程がペリーの黒船なら、今度の桜はもっと古く、源義経です。(笑)
園原ICを過ぎて約2kmほど登ると2本目の桜“駒つなぎの桜”があります。源義経が奥州に下る途中でこの地で休息をとった時に、この桜の木に馬をつないだとされているそうで、“義経 駒つなぎの桜”と言われています。樹齢400年~500年。
ここで歴史に詳しい方ならすぐに??と思われたかと・・・義経が活躍したのは800年以上も前で樹齢400年~500年では話が合いませんよね。案内看板によると、義経が馬をつないだとされている木は朽ちて、現在は“ひこばえ”だそうです。“ひこばえ”??調べてみると「樹木の切り株や根元から生える若芽」だそうです。
“駒つなぎの桜”の写真は多くの方が撮ってますが、ほとんどが同じような構図。(4枚目の写真)今回実際にその場所に行ってみて分かりましたが、写真撮るポイントが限られてますね。定番のポイントか反対側からか、少し上に登って撮るか。。。
実際に3方向から撮ってみるとやはり定番の位置からの桜が一番良いですね。枝を両側に大きく広げる形になって威風堂々としているように見えます。そして以前は手前の水田に水を張ってくれていて、水鏡に桜が写り込むといった写真も撮ることが出来たのですが、最近は桜を守るために水田に水を張るのを止めているそうです。ちょっと残念。
前半最後は今までの2本とはちょっと雰囲気の違った桜。デポ地のすぐ傍にある“杵原学校のしだれ桜”と言われている桜です。廃校になった古い木造校舎をバックに見事なしだれ桜なのですが、写真のように既に完全に葉桜状態。残念です。
この後、後半に続く。
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