ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

ラピュタの道へ③


大観峰からミルクロードを約10km走りようやく今回の目的地“ラピュタの道”の入り口に到着です。“ラピュタの道”阿蘇外輪山のミルクロードと県道149号をつなぐ農道で「阿蘇市道狩尾幹線」が正式な名称だそうです。


数年前にバイク乗りの間で口コミで広がり、サイスポで紹介されてからは自転車乗りにも人気スポットとなり、私も5、6年くらい前にネットでたまたま見つけ、それ以来“いつかは絶対に行ってみたい場所”となった訳です。
 

今ではバイク乗り、自転車乗りだけではなく、一般の観光客も多く、一躍阿蘇観光のメジャースポットとなったそうです。
 

バイク乗りにはたまらない曲がりくねった道、岬のように突き出した地形(定番の写真の場所)が人気となった要因でしょうが、それだけじゃなく、運が良ければ、雲海に浮かぶ天空へと続く道を見る事が出来、この風景がジブリ作品の「天空の城ラピュタ」に登場するような空に浮かぶ道に似ている事から“ラピュタの道”と呼ばれるようになったそうです。


最も雲海が見れるのは晩秋から初冬にかけての早朝ということなので今回は無理なのは分かってましたがね。。。

でも雲海がなくてもこれだけの青空の下で見る“ラピュタ”も素晴らしいですよね。
(自画自賛・・・笑)
 

実はこの道、今年の梅雨時期の長雨で落石多数のため現在通行止めです。そのため、大勢の車、バイクの観光客は道端に停め、見下ろせる場所まで歩いて移動してます。でも私はいつものように自己責任で。。。(良い子はマネしないように・・・笑)
 

定番の場所から見下ろす景色は圧巻です。初めてネットで写真を見た時に“虜”となった風景が目の前に広がってます。それにしてもくねくねと曲がりくねった道を下りながら次々と現れる絶景、“ピュタラの道”定番の場所以外にも見所の多い道ですね。

今度は雲海が出ている時期に行ってみたいと思いました。“もう一度絶対に行ってみたい道”になりましたね。(笑)
 

早朝に標高800m付近まで登り、ラピュタの道の入り口まではほとんどが900m付近を走っていたので暑さは感じなかったのですが、“ラピュタの道”を下った地点で標高500m程度。時刻は13時過ぎ。灼熱地獄です。
 

ここから標高1200mの草千里までの登りがキツかった。暑さと脚売り切れで休憩すること数度。草千里に到着した時には半ば脱水状態。火口手前まで行く気力なしでした。。。

草千里でこの日最大の大休止。木陰のベンチに腰を下ろし、しばらくぼーっとしてました。


草千里から宿のある阿蘇駅前までは下りのみ。積算で3000mを超える久々の疲れたライドでしたが、物凄い心地よい疲労感だったのは言うまでもありません。。。