ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

菜の花忌

  • 2011年2月13日
  • 雑記
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もう30年くらい前の高校生の頃でしょうか、たまたま本屋さんで手に取った一冊の本。司馬遼太郎の『関ヶ原』。中学の頃から歴史(特に日本史)が好きでしたが、その手の本を読むといった事はありませんでした。ほんと偶然でした。が、読んでみると読みやすく、そして面白い。あっという間に司馬遼太郎のファンになってしまいました。『国取り物語』『花押』『翔ぶが如く』『世に棲む日日』『坂の上の雲』『夏草の賦』『人斬り以蔵』『功名が辻』などなど多くの作品を読みました。中でも『竜馬がゆく』は感銘を受け、当時大学生だったのですが、桂浜の竜馬像の前で半日くらい竜馬像を眺めながら“これから私は何をすべきか!”などと自問自答したのを憶えてます。(“昭和の青春”ですね~ 今では現実を生きるのみの毎日ですが・・・)殆どの本は処分しましたが、『竜馬がゆく』だけは今でも実家の物置にあります。

昨日2月12日はそんな私の人生を大きく左右したかも知れない?(今の時点ではまだ分かりません、人生最期に気が付くかも知れませんね。)司馬遼太郎の命日“菜の花忌”でした。