ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

荘川桜

このGWの時期は出来るだけ四国からは脱出しないほうが良いのですが、どうしてもこの桜を見たくて渋滞覚悟で行ってきました。(結果的には日頃の行いが良いので行き帰りとも全く渋滞なしでした。。。昨日は大鳴門橋の事故渋滞を見ながら・・・)


ふるさとは水底となりつ うつし来し この老桜 咲けとこしえに

「荘川桜」私がこの桜を知ったのは某公共放送の「プロジェクトX」でした。その後すっかり忘れていて思い出したのが一昨年だったか、JALの機内誌に紹介されていたのを読んだ時でした。
 
荘川桜は、岐阜県高山市のR156号沿い、御母衣ダム建設によってダム湖底に沈む運命にあった2本の桜を200メートル上の山腹に引き上げ、1,500メートル移動させるという前例がない大プロジェクトだったみたいです。樹齢450年と推定されるエドヒガンの古木で樹高約20m、幹囲目通り約6m。この桜は色々と感動の逸話がある桜です。
 
俗に桜は「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるほど外傷に弱いデリケートな樹木だそうですが、移植するにはどうしても伐採が必要という事で可能な限り枝や根を落とした状態で移植したそうです。そして無骨な姿となった桜を見た水没地区の住民達からは非難が集中。それでも荘川桜は移植から2年後には一輪の花を咲かせ、その桜を見た水没地区の元住民は桜にすがりついて泣いたと言われています。
 
移植から10年後には2本の桜とも移植前と変わらないほどの満開の花を咲かせたそうです。
予定では1泊くらいして信州方面あるいは北陸方面へのツーリングも色々と計画していましたが、明日4日の天気予報がイマイチだったのと、明日が仕事になったため、少々強行日程でしたがいつものように“思い立ったが吉日”、“明日に悔いを残さない”という事ですね。
 
レポは明日以降にでも・・・