大河原峠へ向けて再スタート。さきほど「トキンの岩」から見えていたくらいなので、あっという間に標高2093mの大河原峠に到着。麦草峠に続き、2000m超えの峠を2つ制覇です。
峠からは北側が「トキンの岩」から見えたのとほぼ同じような展望で、先程ほどの感動はありませんでしたが、仕方ないですよね。
南側は蓼科山と双子山に遮られ、八ヶ岳連峰を直接見るのは難しいようです。少し登った場所からだと視界が開け、八ヶ岳連峰の山並みを望むことができるそうです(峠にいた登山者の方に聞きました)。
峠には駐車場も完備されていて、ここから蓼科山へ向かう登山者の車でいっぱいです。ヒュッテ(山小屋)もありますが、休業中のようでした。
気温は何度くらいでしょうか・・・ベンチに座って白樺湖湖畔のコンビニで買ったパンをいただきますが、ポカポカと暖かく、アームウォーマーを外して半袖でも平気なくらいです。ここが標高2000m超えの峠とは思えません。
15分〜20分ほど、登山者の方と色々とお話をしていましたが、さすがに冷えてきたので下ることにします。ここから先に進むと佐久市方面へ抜けられますが、今回はここでUターンです。
少し登ってきた道を戻り、林道唐沢線からr482へと下っていきます。全線舗装はされているものの、かなり路面が荒れていて、ブレーキングで手が痺れるほどしんどかったですね。コース自体に特に展望はなく、前半は蓼科スカイラインに似た雰囲気で木陰の中を下る感じ、後半はのどかな農村風景でした。
10kmほど下り、雨境峠に向けて登り返します。r152からr40へと続く道。全体的にきつめの勾配で、平均して斜度8〜10%が続きます。最大で12%の区間もあったかと思います。特に一ヶ所、スノーシェードがあるのですが、その前後は特にきつかったですね。
峠手前にソフトクリームののぼりが立っていたので、思わず休憩です。観光用の牧場のようで、しばらく牛さんを眺めながら休憩し、当然ソフトクリームをいただきました。

再スタートしてすぐに雨境峠(標高1580m)に到着。峠の標識はあるものの、交通量の多い県道ということもあって、あまり「峠」といった感じはありません。峠から少し下ると女神湖です。
白樺湖ほどの観光地ではありませんが、のんびりと散策するには良さそうな湖です。湖にはお決まりのスワンボートもあります。

そして往路と同じ道を下って白樺湖まで戻ってきました。最後に白樺湖畔をのんびりと一周して終了です。
今日のコースの魅力は、やはり前半のあの素晴らしい展望ですね。毎回のことながら、頑張って登った後の最高のご褒美です。急いで片付け、松本市内のホテルまで移動し、明日に備えて一人反省会も短めに済ませておきました(笑)。