寸又峡を出発。来た道を戻ります。車だと長島ダムへの分岐まで戻ってr388で向かうのが本来のルートでしょうが、事前に調べていたら旧道があったのでそちらのルートで“奥大井湖上駅”へ向かうことにします。
分岐まで戻ってきたところで「接岨峡へは通り抜け出来ません」の案内看板。(往路の時にも確認はしていました。)が、特にバリケードがある訳でなく、「通行止め」ともなっていないのでいつものように“大丈夫だろう”と先に進みます。
ここからは基本“奥大井湖上駅”の手前でr388に合流するまでは下り基調。木々に覆われている区間がほとんどで展望はあまり良くありませんが、木々の隙間から長島ダム。
最初は多少落ち葉、小枝が多い程度だったのですが、段々と酷くなり、落石も多数。完全に廃道状態。引き返そうかとも思ったのですが、今回のツーリング、2日目の伊豆で未舗装を走る予定が元々あったので700×26Cのグラベルキングを新調してきたのでゆっくり走れば大丈夫だろうと進みます。
パンクは回避出来ましたが、ゆっくりと景色を楽しむ余裕はなく、なんとかr388に合流。2車線のきれいな道で車もあまり通ってません。素直にこっちを走れば良かったですね。
ちなみにこんな道でした。(約1分ほどの動画です。)
r388を少し進み“奥大井湖上駅”の案内標識にそってr388を右へそれます。少し下れば、三脚+デジイチの方が3、4名ほど。
何でこんなとこに駅?って感じですが、奥大井湖上駅は長島ダム建設のために作られた大井川鉄道の駅。ダム湖(接岨湖)に突き出た感じで、駅の両脇には赤い鉄橋“奥大井レインボーブリッジ”が架かり、見事に写真映えする駅。昨今の秘境駅ブームとSNSでバスったそうで“湖の上に浮かんでいる駅”として人気の橋です。
時間があえばSLとのコラボ見たかったのですが、しばらくは来ないそうなので先へ進みます。SLとのコラボは見えませんでしたが、観光用トロッコがちょうどやって来ました。
そして良く見ると鉄橋の上を歩く人の姿も確認出来ます。
“奥大井湖上駅”を後にして先に進みます。ここからはr60、最後の目的地、もうひとつの“夢の吊り橋”。
接岨峡へ向けてちょっと下ったあとはだらだらと登り。路面状態は良いし激坂もないのですが、逆にこういった道が地味に疲れます。(笑)周りの紅葉を眺めながら淡々と10kmほど。
こんな感じです。(約1分30秒ほどの動画です。)
夢の吊り橋の標識に従いr60を右折して進みましたが、それらしき橋が見当たりません。結局分からずスマホのGPSで確認。そしてこんな看板を発見。“クマ出没注意”と言われてもねぇ~。。。橋はこの先、急な階段を下りていかないとダメみたいです。
橋全体を見渡せる場所はないかと川の反対側へも回ってみましたが、同じような急な階段を降りなければならず結局全貌を見渡せる場所はないみたいです。とりあえず自転車を置いて急な階段を下るとすぐに“夢の吊り橋”
さっき見た寸又峡の吊り橋よりは小さく短い吊橋。定員5名。誰もいないのでゆっくりと渡ってみます。結構強い揺れ。(怖)橋の中央付近からはこんな感じ。
ネットとかで全貌が写っている写真見たことあるのですが、どうやって撮ったんだろう。ドローンでしょうかね。どこか1ヵ所で良いので木々を伐採して全貌が見渡せる展望台でも作ればもっと人気出ると思うのですが。。。
後はデポ地まで戻るだけですが、往路で走った道と湖を挟んで反対側にまたまた面白そうな道を見つけていたのでそっちへ進んでみました。まさかさっきみたいに廃道?ってことはないでしょう。。。
帰りはこんな感じでした。(約1分45秒ほどの動画です。)
接岨トンネルを出てすぐに左折。予想に反していきなり怪しげな道になってきました。ここでバイク乗りの方とすれ違いましたが、すれ違い際にバイク乗りの方が手を振る仕草。??と思いながら先に進むとさっきの道同様に未舗装そして一般車両通行止めの標識。この先どうなっているのはも分からないし、さすがに今回は無難に戻ることにしました。
結局“奥大井湖上駅”から走ってきた道を戻りそのままr388で長島ダムを経由してデポ地まで。当然“奥大井湖上駅”に再び立ち寄り。
時間の違いで若干光の加減が違っていて同じ場所からの写真でもちょっと雰囲気違いますね。
“奥大井湖上駅”からデポ地の“道の駅 音戯の郷”までは下り基調。途中に往路の廃道?から見えていた長島ダムを渡りデポ地まで。
計画通りには走れませんでした(元々の計画がいい加減なので・・・笑)が、一応予定していた吊り橋と湖上駅は見れたし、予想以上の紅葉で満足の1日。早々に片付け、自転車を積み込み明日のために伊豆の国市のホテルへ移動。
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