ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

お遍路ツーリング【66番雲辺寺~70番本山寺、 別格16番萩原寺】

3週連続でお遍路ツーリング。

走れるどうかは別として10月、11月の紅葉シーズンは色々と行きたい場所、走りたい場所も多くあるので今の時期に出来るだけお遍路を先に済ませておきたいと・・・それと先々週の60番_横峯寺、先週の65番_三角寺、そして今回の66番_雲辺寺と面白いコースが続くので楽しみでもありますね。

今回から香川ステージ突入です。まずは88ヵ所中一番高い場所にあるお寺66番_雲辺寺です。

観音寺市のデポ地をスタートしてr8で先週は徳島側から登った曼陀トンネルを目指します。雲辺寺は1度だけ農道からの分岐手前までは行ったことがあり、その時も曼陀トンネル手前の農道から旧曼陀峠経由での登頂でした。その時の印象では広域農道から分岐して最後の4,5kmが少しキツかった記憶でそれ以外はそれほど激坂は無かった記憶です。大雑把に言えばデポ地からだと約25km、標高差900mくらいです。

雲辺寺へ向かう前に別格霊場16番_萩原寺へ。名前の通り萩の花で有名なお寺だそうで、先週“萩まつり”が開催されていたみたいですが思った以上に萩の花は咲いていませんね。もう終了?それともこれから?。

今まであまり萩の花ってゆっくり見たことありませんでしたが、ひとつ、ひとつは小さな花ですが、満開だときれいでしょうね。
r8をゆっくりと走り五郷ダム。
曼陀トンネル手前で左折し農道を更に登ります。斜度は5~8%くらい。ここまでもそしてここからも珍しく?記憶の通り激坂はありませんでした。あまり展望はありませんが、左の写真が唯一展望の望める場所。


旧曼陀峠。平家落人伝説の残る峠でかつては小さな庵や茶店があったそうです。
農道から分岐して最後1kmほどで雲辺寺到着。山の上のお寺ですが、広い境内もきれいに整備されていて、印象に残るお寺でした。




雲辺寺参拝前に先に併設の公園へ。ここのある“天空のブランコ”、雲辺寺参拝の楽しみにしていた場所です。残念ながら今日はかなり霞んでおり観音寺市内はほとんど見えません。残念、また再訪ですね。
雲辺寺の中でも一番標高の高い場所。標高1000m。そして香川・徳島県境。左が香川県観音寺市。右が徳島県三好市。


雲辺寺参拝後は往路とは別にr8を東へ進み、途中からr268→r6へと走り六地蔵峠。この道は路面が悪いイメージが強いのですが、前半は舗装を直したようで落葉、枝、小石は散乱してますが、以前と比べれば格段に走りやすくなってました。ただ後半は以前のままで路面がかなり傷んでます。まぁ、のんびりなので問題なし。


峠を越えて少し下れば薬師峠(薬師鼻展望台)。薬師峠からの観音寺市の展望。先程の雲辺寺同様に霞んでおり、また生い茂った木々が邪魔であまり良く見えませんが、正面は七宝山に詫間方面でしょうか。。。


東屋もありますが、雑草だらけ。周辺の木々を伐採して展望所をもう少し整備したらいい場所になると思うのですがね。(あまり人が来る場所でもないし無理ですかね。喜ぶのは鳥瞰好きの坂バカ自転車乗りだけですね・・・笑)
下って67番_大興寺、田園の中にあるこじんまりとしたお寺でした。少しですが石段を登り参拝。この程度の石段ならそれほど苦にもならずです。

続いて観音寺市街地へ入り68番_神恵院、69番_観音寺。銭形砂絵で有名な琴弾公園のすぐ隣。銭形砂絵は何度も来ているのにすぐ横に札所があったとは全く知りませんでした。ここは同じ敷地内に2つお寺がある珍しいお寺。1ヵ所で2つのお寺を回れるので得した気分。(笑)
真ん中の写真、奥が68番_神恵院の大師堂、手前が69番_観音寺の大師堂。右の写真、68番_神恵院の本堂。
せっかくここまで来たので何度目は分からないけど銭形砂絵。(お遍路とは別に健康でお金に困らないようにお祈りしておきました。。。笑)
最後は70番_本山寺。立派な五重の塔ですが、補修工事中だったので全景が撮れないのが少し残念。

お遍路もいよいよ70番台に突入。でもここからはしばらくは市街地のお寺が続くので効率は良いのですが、ツーリングとしては少し面白味に欠けますね。