“先日までの暑さはどこへ?” そう言いたくなるほど、今朝は「寒い」と今年初めて感じた朝でした。グローブは指切りから指付きへと変わり、半袖一枚から長袖を一枚羽織ってのジテツウです。
夏から冬への季節の変わり目を感じるものは、人それぞれいろいろあるかと思います。例えば、自動販売機のボタンがこれまで「つめた〜い」の青一色だったのが、気づけば「あったか~い」の赤いランプに変わっていたり、コンビニのレジ横でおでんや肉まんの陳列が始まったりだとか。
私の場合、それはジテツウでいつも通る職場近くの蓮田でしょうか。夏の盛りには、青々と大きな葉を広げ、白い花を咲かせていた蓮田も、秋から冬へと向かうにつれて、その姿を大きく変えます。地面から無数に突き出ている茶色く変色し、朽ち果てた蓮の茎。毎年、この寂しげな姿を見ると、本格的な冬の訪れを感じます。
夕焼けの色も、濃いオレンジから、どこか寂しい茜色に感じてしまいます。
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