ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

読書感想文

  • 2009年1月31日
  • 日常
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「まちがいだらけの自転車選び」読みました。
 
るみちゃんのコメントに“感想を聞きたい”とあるので私なりに読み終えた感想でも簡単に書いてみようかなと思います。
 
エンゾ早川さん、この方は自分でも本の中で書いていましたが、2ちゃんねるとかでも結構ネタにされている方らしいです。
 
読み終えて私は正直面白かったです。自分の哲学(考え)をしっかり持っているようで、その考えが極端すぎるとか、おかしいとか、えらそうにしているとかは別にしてあれだけ公の場でハッキリいえる事はある意味素晴らしいと思いますよ。
 
もし機会があればエンゾさんに1台自転車を組んでもらいたいと思いましたよ。マジで・・・
でもそう何度も神奈川まで通えないし、かと行って1回お店に行ったくらいでは組んでくれそうもないでしょうね。でもエンゾさんお奨め・お任せで現金70万持って頼んでみたいですね。(いつのことやら・・・)
 
あと、シマノとカンパのシフトレバーの角度の違い・・・あれは参考になりますね、今までトマッジーニはカンパ、LOOK585はシマンと両方乗ってましたが、全く気になりませんでした。やはり違いの分からない男みたいで。。。今度はちょっと意識して乗ってみます。
 
内容は全部が全部共感出来るわけではありませんが、いくつかは私が思っているのと同じでした。オーバーサイズのクランプ径のハンドル、フレーム素材の大口径化などは私もあまり好きじゃありませんが、見事に切り捨ててましたね。このあたりは共感出来ますね。
 
ロードに乗って5年そこそこの私が言うのも何ですが、ロードは“King of 自転車”だと思っています。だからロードは速いだけではなくて美しくなければならないというのが私の考えです。
 
もっとも“美しい”はあくまで個人の感性・好みの問題ですから、人から見たらカッコ悪いセンスのない自転車でも自分がカッコ良いと思えるならそれはそれで良いのではないでしょうかね。ただ誰が見てもカッコ悪いというのは別ですけどね。(ここはエンゾさんの考えと違いますね。)
 
エンゾさんのお奨めの美しい自転車、クロモリフレーム(特にイタリアン)、クロモリフォーク、カンパ・ヴェローチュ、手組ホイール・チューブラータイヤ。
 
この条件に近いのが私のトマッジーニですが、確かに美しいです。(タイヤがクリンチャー、ヴェローチェじゃなく、レコードとケンタウルですが)もう1台のLOOK585と比べて正直見た目はトマッジーニのほうが最近はカッコ良く美しく思えてきました。カンパのエルゴレバーはマジで美しいですね。でもLOOK585も他の誰の自転車よりもカッコ良いと思ってますよ、もちろん!
 
エンゾさんの考えではメーカーのへなちょこカーボンフレームなんかよりも断然クロモリのほうが速いということですが、如何せん私の貧脚では平地はともかく登りではLOOK585のほうがやはり速いです。

ぐだぐだと纏まらずに書いてきましたが、最後に

本の帯にも書いてありますが、これからロードバイクを買おうとしている方や、最近買った方は参考になると思います。ただ最後は自分の考えが一番大事なのはもちろんです。
 
まだ読んでいない方、一度読んでみたら良いと思います。“読むだけで腹が立つ!”という方もいるみたいですが、中々面白い本だと思いましたが。。。