プチ遠征初日。
走ったコースはこちら
激坂のイメージしかなかった翠波高原。知らなかったのですが、春は菜の花、夏はコスモスが満開に咲く事で有名だそうで、その事を知ったのが4月上旬。是非見てみたいと思い、例年なら満開になる4月中旬に訪れる予定でしたが、梅、桜同様に冬の寒さの影響か今年は少し遅れ気味という事でGWにようやく満開を迎えたので見に行ってきました。
トンネルを越えた所には滝
伊予三島の運動公園に車をデポして、まずは法皇トンネルを目指します。初めて走る道ですが、2車線で綺麗な道ですが、結構キツいです。スタートしていきなりだったのかも知れませんが、“こんなんで翠波の激坂大丈夫?”と思ってしまうほどです。。。
途中、金砂湖がきれいに見えてました。
さて翠波の登りですが、今回が3回目。何回来てもこの激坂には苦戦しますね。早朝という事もあって車も少なく、蛇行しまくりです。途中、軽トラのオッチャンに“兄チャン、ガンバレ!”と激励を受けますが、軽トラのエンジン苦しそうな悲鳴を上げてますが・・・笑
苦労して登った甲斐がありました。過去2回は全く花が咲いてませんでしたから。。。こんな感じなんですね。
この日の天気は厚い雲に覆われていて気温も低め。標高700mの翠波高原には凄い風が・・・翠波峰まで脚を伸ばしてみましたが、瀬戸内海側は晴れているのものの高知県側が曇天。それ以上にメチャ寒。凄い風が吹いてます。早々に退却。
ここからは次の目的地、“東洋のマチュピチュ”へ行くため、まずは標高1000mの大永山トンネルを目指します。翠波高原の登り口からだと約30km、ダラダラと緩い登りです。途中の富郷は新緑が美しく、秋の紅葉シーズンにも訪れたいと思うような雰囲気です。
富郷ダム、別子ダムを経てようやく大永山トンネル到着です。凄い風とあまりの寒さに写真を撮って早々に下ります。
新居浜側の下りは登ってきた富郷側と違い、結構な傾斜。こちらからは登りたくはないですね。標高が下がるにつれて気温も上がってきて快適な下りが続きます。このまま新居浜まで一気に下りたい気分です。
“東洋のマチュピチュ”のある東平(“とうなる”と読みます。)は標高400mあたりで分岐。ここから再び登りです。
“東洋もマチュピチュ”は別子鉱山の採鉱場として昭和40年代まで“街”として栄えたそうで、最盛期には3000人くらいの方が生活していたそうです。その跡地がインカの遺跡“マチュ・ピチュ”に似ている事からそう呼ばれ最近は観光ブームだとか。。。
最近観光客が大勢訪れるようになり、観光バスで来るツアーもあるそうです。だた道幅が狭く、車同士対向出来る場所がほとんどなく、係員が登り下りの車を時間制限で規制してます。
GWという事もあって私が分岐に到着した時も待機中の車が長蛇の列。。。係員のオッチャンに“自転車は?”と尋ねると、“自転車は関係ないです。どうぞ!”自転車特権ですね。(笑)
4、5kmほどの登り(結構キツい箇所あり。)標高750mの場所に“東洋もマチュピチュ”はあります。駐車場を中心として周囲にその遺跡?はあります。私、本物の“マチュ・ピチュ”見たことないので似ているかどうかは良くわかりませんが、雰囲気は良いですね。
貯蔵庫跡は駐車場の真下にあり、そこへ行くには220段の石段を降りて行きますが、当時インクライン(ケーブルカーの一種)として使われていた跡地を利用しているそうです。駐車場から見下ろすと貯蔵庫跡が見えます。
そして駐車場から奥に歩くと、細い地道の遊歩道があり、その奥には広い広場がありその端にひっそりと佇む第三変電所跡地周辺は良い感じでした。
新居浜に下る途中には珍しいループ橋
翠波高原、東洋のマチュピチュと本日の予定終了して後はデポ地へ戻るだけです。新居浜市街地までは一気に下り、ここから東へ向いますが、R11で帰るのは嫌なので、一番海側の道を選択。この道当然初めて走りましたが、予想以上に快適な道でした。
最初こそ新居浜市街地を走るため、信号、車とも多いですが、郊外へ出ると左手に瀬戸の海を見ながらの快適な道。途中一ヶ所だけ登り(標高150mくらい)がありますが、それ以外はほとんど平坦。そして何よりもこの日は強い風が吹いてましたが、見事追い風。ちょっとペダルを回すだけで軽~く40km/hオーバー。あっという間に伊予三島まで戻ってきてプチ遠征初日終了です。
第三通洞の写真です。第三通洞は第三変電所がある奥の広場の一番奥にあります。全長3,990mのトンネルで別子鉱山の北と南を結ぶ動脈となったそうです。全盛期には人車もあり、通勤?通学?とかにも使われたとか。。。
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