ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

とびしま・しまなみレポ

今年の伊吹山HCの時だったと思いますが、けんさん、キャノンデールさんから“とびしま海道いいですよ~”という話を聞き、その時は夏にでも行ってみようと思っていたのですが、すっかり忘れ、思い出したのが先週。(笑)

今週末はちょうど天気も良さそうなので、どうせなら“とびしま海道”と“しまなみ海道”の両方を走ろうと計画。結果は昨日書いたように仕事で日帰りになりましたが・・・

朝6時にサンライズ糸山に車をデポして出発。しまなみ海道を走るのは2006年12月以来の3度目。まだ日の出前の来島海峡大橋を渡りますが、こんな時間にしまなみ海道を走るのは初めてですが、散歩、ジョギングしている方の数の多さにビックリ。徳島でもしらさぎ大橋とか四国三郎橋を散歩、ジョギングしている方は多いですが、それ以上です。ちょっと贅沢な散歩ですね。(歩行者は無料)

大島走行中にようやく日の出。伯方・大島大橋、大三島橋を渡り、大三島へ。フェリーの時間まで少し時間があるので少し遠回り。多々羅大橋下の道の駅で休憩。

多々羅大橋にて
とびしま海道の愛媛側の最初の島、岡村島へは大三島の宗方港からフェリーが出てます。時間は約25分。

宗方港~岡村港を結ぶフェリー

岡村港で食べた焼き豚玉子飯
今回、とびしま海道で訪れてみたいのが、古い町並みが保存されている大崎下島の御手洗地区。そして定番のサイクリングコースを走るだけではもったいないので瀬戸の島々が拝める展望台。後は時間次第で行けるとこまで・・・

岡村島へ上陸し、まずは大崎下島の御手洗地区へ。海を見ながら走れるように右周りを基本に・・・とびしま海道の島は小さい島だと周囲10kmないので、あっという間です。岡村大橋~中の瀬戸大橋~平羅橋を渡り大崎下島へ。(とびしま海道の橋は本州へ渡る安芸灘大橋を除き全て無料です。)

皆さん写真を撮っているお決まりの場所で・・・
御手洗地区は江戸時代中期から明治初期まで、瀬戸内海の航路の潮待ち、風待ちの港町として栄えたそうで国の【重要伝統的建造物群保存地区】に選定されているそうです。


御手洗保存地区

御手洗保存地区ほとんどの家が軒先に花を生けてます。
ここからは展望台巡り。まずは御手洗地区を見渡す位置にある“歴史の見える丘公園”へ。
御手洗地区を過ぎてすぐに登り道がありますが、距離こそ短いものの結構な坂。やはり感動は苦しんだ後にやって来るのでしょうか?(笑)

“歴史の見える丘公園”にて
眼下に御手洗地区、対岸の島は走ってきた岡村島、左の橋は“中の瀬戸大橋”

思わず“瀬戸の花嫁”口ずさんでしまう“みかんの段々畑”
♪♪段々畑と~♪♪
登って来た道は更に続いており、島の尾根伝いに道があるので、このまま次の展望台“一峰寺展望台”へ行けるのでは?と思い、ちょうど農作業されていた方がいたので聞いてみると展望台へは道はつながっていないみたいなので一旦海岸線へ戻ります。しばらく海岸線を走り再び登坂開始。ここも先程と同様に苦しめる坂ですが、特に県道から分岐してからは半端ない坂です。常に10%越えてます。激坂を3kmほど登りやっと到着。


一峰寺展望台から望む瀬戸の島々
次の予定は隣の島(豊島)にある十文字展望台と空海展望台の予定なのですが、先程の“一峰寺展望台”で既に脚は売り切れ状態。ここで展望台巡りは諦め、引き返す時間までサイクリングを楽しみます。(笑)

大崎下島の紅葉
豊島大橋を渡り6つ目の島・上蒲刈島へ渡ったところで時間切れ。帰りは追い風という事もあって海岸線の景色を楽しみながらのんびりと・・・


豊島大橋にて
しまなみ海道へ戻り最後の来島海峡大橋手前で日没が近づき、気温も下がって寒かったですが、夕日に映える橋が拝めてちょっとラッキーな気分。

来島海峡大橋の夕日
しまなみ海道ではやはり多くのサイクリストが走ってましたが、とびしま海道も最近は人気らしく、昨日も行き帰りのフェリーでは数名の自転車乗りと一緒でしたし、途中でも多くのサイクリストとすれ違いました。次回は島内で一泊する予定でゆっくりと島巡りをしたいものでね。。。