ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

【お深い裏乗鞍】レポ②


朴の木平スキー場の駐車場を出発し、乗鞍頂上を目指します。いよいよお深いのスタート。
 
距離はここから約20km。平湯峠まで登り、そこから6月のヒルクラのレースのコースでもある、乗鞍スカイラインを登ります。
 
まずは平湯峠までの約5km。当然登りです。この辺りで既に標高1200mくらいなのですが、ほとんど下界と変わらないくらいの暑さです。汗がポタポタと落ちてます。アップなしのいきなりの登りですが、R158はそれほどキツくもなく、挨拶がてらgogolookさんとお話しながらゆっくりと登ります。途中から道を逸れ、平湯峠へ。
 

平湯峠にて
 
るみちゃんが“ここからしばらくはキツいです。”っていうくらいなのでマジキツでした。アップなしなので余計にキツく感じます。gogolookさんを始めお速い方は先に行かれ、私はほとんど殿をゆっくりと・・・正直この間が今回のお深いで一番キツかったような。。。
 
平湯峠からが乗鞍スカイラインの始まりで、ここから一般車は通行規制で入れません。ゲートみたいなものはありませんが、監視員?のオジサンがいて、“今日は熊がいるから気をつけて~”と言うので、皆で“アンカー兄さんがいるみたいだよ~(笑)”などと言いながら乗鞍スカイラインへ。
 
ここからしばらくはgogolookさんと再びお話しながら登ります。キツさはさっきの平湯峠までの道とほとんど変わらないような感じでちょっとキツめ。gogolookさんはさすがに毎日朝錬されているので、息も切れることなく余裕ですが、私はハァハァと必死です。(笑)途中からmatsuさんも加わり3人で夫婦松の展望台まで(だったかな?・・・笑)
 

夫婦松でちょっと休憩
 
夫婦松の展望台では志保さんが待っている?はずでしたが既に走り出したみたいで姿なし。ちょっと写真休憩。
 

夫婦松からの風景 下に見えるスキー場がスタート地点の朴の木平スキー場
 
ここからは完全に2組に分かれました。先行するtadahisaさん、ipsilonさん、たねさん、gogolookさんと別れ、私はキャノさん、matsuさん、るみちゃんと4名で殿隊です。途中までなら先行グループについて行けるでしょうが最後までは絶対に無理。お深いにまで来て途中で一人旅は寂しいので、最初から完全にサイクリングペース。
 
幸いに傾斜も少し落ち着いて来たし、脚も慣れてきたということもあって皆とおしゃべりしながら風景を楽しむ余裕も。。。
 
スタート時は暑かった気温もこの辺りまで登るとかなり下がってきており、風が吹くと汗で濡れたジャージだと寒くて鳥肌がたつくらいです。暑さでかなり消耗する体力も後半は全く暑くなくかなり助かりました。
 
標高2300~2400mを越えたあたりからでしょうか、周りの景色が一変しました。いわゆる“森林限界”を越えたのでした。木が1本もなく岩と高山植物?のみ。初体験でしたが、見事な風景ですね。感動物です。
 

森林限界を越えゴールまであと少し
 
最後約2kmくらいはほとんど平坦。このあたりでにごらんさんが待っていてくれました。にごらんさんの話だと志保さんはやはり夫婦松でタクシーを降り登ったそうです。既にゴールしているとのこと。ホンマに走った?と皆疑いの目。。。(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪
 
長野県側との交差点を過ぎればゴール“畳平”です。頂上は観光バス、タクシーがいっぱいで凄い観光客です。こんなに人気だったんですね。知りませんでした。トイレ横の一角に自転車置き場があったのにはビックリ。(自転車乗りにもやはり大人気みたいです。)
 

手前の池が“鶴ヶ池” 鶴に見えなくもない? 奥に見えるのが8月に行われる“マウンテンサイクリング in 乗鞍”のゴール地点
 
皆で記念撮影をした後レストランで昼食。少々高めの山岳料金でしたが仕方がないこと。
 

記念撮影 しかし皆細いですねぇ~
 
昼食後は皆で魔王岳へプチ登山。皆、サンダルやらスニーカーを持参していましたが、私は少しでも軽量化と思い100均の携帯用スリッパ。底が薄いため岩場を登る時は足の裏が痛くて。。。(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪
 
プチ登山では志保さんがやたら元気だったのに対してるみちゃんはハンガーノックか高山病か“空気が薄い~”とちょっと苦しそうです。(笑)
 

るみちゃん、ダウン?
 
キャノさんの帰りの時間もあるのでゆっくりと下ることに。下りは観光バスが多く、バスとバスに挟まれる形でゆっくりと下ります。バスの後ろだと排ガスが臭いのと、小石か粉塵が飛んできて最悪~
 

バスの後ろをゆっくりと下ります。
 
頂上は快適だった気温も森林限界を過ぎ、再び木々が生い茂って来ると上昇し、風も熱風に。。。
 
朴の木平スキー場の駐車場まではバスの後ろでゆっくり下ったにも係わらず30分ちょっと。登り2時間に対してあっという間でした。
レポ③に続く。