ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

2年越しの思いが叶い、醍醐桜


2年越しの思いが叶いました。この桜の存在を知ったのは2年前の4月。とあるお店で見たカレンダーの写真がこの桜でした。見た瞬間その見事さに感動し是非生で見てみたいと思ったものの既に時期は終わっており、昨年見に行こうと計画したものの、出張でタイミングを逃し、今年こそはと2年越しの思いがようやく実現。

名前の由来は後醍醐天皇が隠岐配流の際、この桜を見て賞賛したといわれている事から醍醐桜と呼ばれるようになったそうで、樹齢約1000年のエドヒガンだそうです。


醍醐桜も他の桜と同様に今年か開花が早いようで、毎日開花情報を確認していましたが、週末から来週前半が見頃みたいと判断。天気予報から来週前半に有給を取って行こうと計画。

この桜、土日には見物客で車が渋滞し5時間渋滞という事もあるとかで、見に行くなら絶対に「晴れた日の有給休暇」を予定していたのですが、サラリーマンの悲しさか来週は仕事が詰んでおり、有給休暇はちょっと無理っぽく、しかも週末“爆弾低気圧”襲来で暴風雨の予報で散ってしまうかも。。。今年もダメか。。。と諦めかけましたが、どうしても見てみたい。天気予報では早朝なら何とか天気持ちそうだったので、自分自身の“晴れ男”に賭けてみました。。。笑


道の駅「醍醐の里」に車をデポ。ここから醍醐桜までは約11km。醍醐桜は標高約500mの高台にあります。県道から分岐して最後約3km、ややキツめの坂を登れば醍醐桜が姿を表します。雨が降る前の曇天、早朝のため、“もしかしたら貸切?”なんて事思ってましたが、既に駐車場には10台以上の車が停っており、20名ほどの見物客。まだ午前7時前なんですけど。。。


高台に1本そびえ立つその姿は見事ですね。大きさだけなら先週行った吉良のエドヒガン桜のほうが大きいと思いますが、周りに何もなく360度ぐるりと見渡せる場所にあるためか雄大に見えます。その姿は見る角度によって色々な表情があり、また幹は1000年の重みを感じる重厚さ。ソメイヨシノと比べて少し小さめの花びらですが、中々上品。やはり写真で見るよりも立派ですね。これで青空だと申し分ないのですが。。。

毎年来ている人の話では、土日に来るならこの時間(早朝6時過ぎ)でないとゆっくり見れないそうです。。。念願叶った“醍醐桜”来年ももちろん行きますよ。希望は青空有給休暇で。。。笑

道の駅“醍醐の里”に戻ってきたのが午前8時過ぎ。雨雲レーダーで確認しながら近くの桜でもポタリングしようと思ったら、雨がポツポツ。結局23kmの醍醐桜ライドでした。