R33に復帰し、市川家・中越家・大石家のしだれ桜を見に向かいます。いずれも個人宅にある桜ですが、大切に守り続けられてきた古木です。
前回(7年前)は途中から仁淀川の右岸を走りましたが、今回はそのままR33を進みます。特に深い理由はないのですが、右岸の道は大渡ダム手前で少し長めの登りがあった記憶があり、今回は楽な方を選ぶという、いつもの軟弱な判断です(笑)。
R33は交通量こそそこそこあるものの、アップダウンは少ないため、一定のリズムで走れます。淡々と距離を消化していきます。

途中、引地橋の花桃。

大渡ダム大橋横の桜。
別枝大橋を渡ると、雰囲気が変わります。視界が開けていた幹線道路から一転、山あいの静かな道へ。岩屋川の流れを横目に見ながら、緩やかな登りが続きます。2kmほど進んだところで、「市川家のしだれ桜」に到着。

到着してまず驚いたのが、まさかの満開。咲き始めとの情報だったので、せいぜい五分咲き程度だと思っていたのですが、これはうれしい誤算です。

この桜の見どころは、何といっても優雅な枝ぶり。樹齢は約70年と比較的若いものの勢いがあり、細い枝の先までびっしりと花を咲かせています。
しばし優雅なしだれ桜を堪能したあと、「中越家のしだれ桜」へ向かいます。ここからは斜度はきつくないものの、じわじわと脚にくる微妙な傾斜。軽めのギアでくるくると回しながら高度を上げていきます。

そんなこんなで「中越家のしだれ桜」。こちらも見事に満開です。樹齢は約200年で、市川家の桜の“親”とも言われています。土佐藩の庄屋を務めた中越家の庭先に立つ、歴史の重みを感じさせる一本です。

市川家の桜が女性的で華やかな印象なのに対し、こちらは横に大きく広がる枝ぶりで、どこか男性的な力強さを感じさせます。

周囲には「三春の桜」をはじめとした多品種の桜も数本あり、どれも見事な咲きっぷり。しかもすべて満開。まさに優雅な世界です。
帰路は「中越家のしだれ桜」からすぐの場所にある「大石家のしだれ桜」へ。

今回初めて立ち寄ったのですが、その賑わいに驚きました。桜のすぐ横(下?)には大きな駐車場が整備され、テントでは地元の物産品らしきものも販売されていて、多くの人でにぎわっています。これだけ賑わっているのに、なぜ今まで気づかなかったのか・・・7年前はなかったのでしょうか。


さて「大石家のしだれ桜」ですが、民家の入口に寄り添うように立つ姿が印象的で、「市川家のしだれ桜」にどこか似た雰囲気を感じます。枝ぶりは美しく整い、石垣や庭の風景と調和した佇まいが実に見事です。
予定していた桜と花桃を存分に満喫し、帰路へ。心地よい疲労感と満開の余韻を残したまま、デポ地へ向かいます。
まだ続く
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