ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

見ノ越へ

今年初の見ノ越へ避暑ツーリング。

早朝出発のお陰で往路は貞光川沿いの涼風とともにいつものようにのんびりツーリング。


例年と同じ貞光の河川敷にデポしてスタート。R438を見ノ越方面へと走り出すと、二重うだつの町並みを抜けると美しい貞光川が現れます。透き通った川面に、ヒグラシの鳴き声が清涼感を与えてくれる夏の早朝。ペダルを回しながら、川沿いの風景に心がゆるみます。


この辺りはまだ斜度も緩く川を眺めながらのんびりペースで走るには快適です。何より道路表示の気温が23℃というのが更に快適感が増します。


貞光の町を抜けて15kmほど、旧一宇村を過ぎた頃から、道はゆっくりと高度を上げ始めます。この付近まで登ると気温は20.5℃。実に快適です。


杉林の間を抜け閉店しているうどん屋を過ぎた付近が個人的にはこのコースで一番キツく感じます。やがて坂は本格的な登りに。このあたりで標高はすでに600mを超えていますが、ゴールの見ノ越まではまだ約900mの登り。だけど斜度も少し落ち着き、不思議と辛さは感じません。木陰の道、渓流の音、ヒグラシの鳴き声、気温も低いとあって実に心地良いですね。


途中、何度か脚を止めて写真休憩。3時間30分ほどで標高約1,420mの見ノ越に到着。


今日も登山客で駐車場、リフト乗り場、売店は賑わってますね。


見ノ越の気温は恐らく22~23℃くらい?川沿いをのんびり登ってきた身にはちょうどいい涼しさ。恒例の湧き水?で顔を洗う。気持ちいいですねぇ~。


小休止後、下りはトンネルを抜け木屋平方面へ。下り始めこそ爽快でしたが、快適だったのはコリトリまで。その後は下るに連れて熱風へと変わっていきます。




貞光川同様に穴吹川も透き通ったきれいな川面。穴吹付近まで下ってくると大勢の川遊びの家族連れ。穴吹のコンビニでガリガリ君休憩後、最後貞光まで灼熱の中を走り終了。ちなみに今日の穴吹は観測史上最高の38.9℃だったそうです。

こちらも毎年恒例の下ったあとの“のぶ”でうどん休憩

このルートは、激坂もなく、早朝に出発すれば終始22,23℃くらいの気温の中を走ることが出来、貞光川の清流と自然の静けさの中、標高差1,300mをのんびり登れる魅力的なコースです。今年の夏もう一度くらい行きたいですね。