道の駅をスタートしてしばらくはR313を走ります。備中川を渡りr84を北上。緩やかに登り始め、r84から分岐して標高約500mの“醍醐桜”まで最後約3kmが本格的なヒルクライム。
この頃には雲海を期待した霧も晴れてきて雲海と桜のコラボは無理ですね。陽が差し始め青空も見えてきてます。前回12年前は雨が降る直前の曇り空でしたから、今回は青空が期待出来そうです。
前回は7時前で既に20人ほど見物客がいてビックリしたのですが、その時、常連の方が「土日に来るならこの早朝6時過ぎでないとゆっくり見れない」と言ってましたが、今回は前回よりも1時間くらい遅い8時前。既に何台もの車に追い抜かれて行きます。気持ちが焦って必死の登りますが、そこそこの傾斜で結構キツいです。(笑)
頑張って登ったご褒美で満開の“醍醐桜”がその姿を現します。
さっき私の横を追い抜いていった車は駐車場渋滞。その横を自転車はスイスイと・・・。車の駐車場代は\300だったか\500だったか・・・自転車は当然無料です。
名前の由来は後醍醐天皇が隠岐配流の際、立ち寄ったとされていることから“醍醐桜”と呼ばれており、岡山県最大の桜だとか。樹齢約1000年のエドヒガンだそうです。
前回よりは1時間遅いとは言え、まだ8時前なんですが、見物客は前回以上の約50人くらいはいたでしょうか。茶店、露店も出店されていて賑わってます。(前回はなかったような・・・記憶曖昧)
しばし鑑賞タイム。人気の桜で大勢の花見客で賑わっていますが、高台にそびえ立つその姿は“孤高の1本桜”って感じです。
桜の周りを1周出来るように木製の歩道があり、皆さんお気に入りの場所でお気に入りの構図で写真撮られてますが、1ヵ所だけ人がいない区間があります。東側からの写真。桜全体を納める事が出来、良く見るアングルの写真です。このアングルだけは皆さんマナーを守って近寄らないようにしています。
皆が写真撮っているのに一人だけ自己中でいつまでも桜の前から動かない方っていますよね、場の空気を読めない方。
すぐ横には2代目もきれいに咲き誇ってました。
まだ時間に余裕あるので、醍醐桜から更に奥にある“岩井畝の大桜”を見に行きます。醍醐桜から少し登り、峠を越えた山間の小さな集落に“岩井畝の大桜”はありました。(結構こまめに案内板があり、迷わずに辿り着けました。)
が、残念ながら全く開花しておらず蕾。今週末あたりが見ごろでしょうね。醍醐桜が男性的なイメージなのに対して、こちらは女性的なイメージって感じです。醍醐桜と同じエドヒガンで樹齢約800年と“醍醐桜”よりは若いもののこちらも中々の長寿な桜。
ここからは時間の許す限り岡山ののどかな田園風景を眺めながら。。。
やまさんがJR四国の駅舎のプレハブ化?を記事にしてましたが、岡山の山間部も四国同様に1時間1本のくらいの本数、無人駅でしたが、駅舎は趣のある駅舎がまだ残ってましたね。
真庭市内をぐるりと回って帰りに再び醍醐桜への登り始めの場所を通ると大渋滞。2.7kmを1時間。車で行く人の気が知れないですね、歩いたほうが速いですよ。。。
こんな感じの醍醐桜でしたが、やっぱりいいわ!来年もまた見たいですね。
来年は時間があれば“新庄のがいせん桜”も合わせて行ってみたいかと。(がいせん桜、今年は時間もなかったし事前調べではまだ“蕾”でした。)