ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

お遍路ツーリング【40番観自在寺~43番明石寺】

2日目、今日も早めにスタートしようと思っていたのですが朝起きると小雨。雨雲レーダーで確認すると7時前には止みそうだったので少し予定より遅めにスタート。今日のコースはほとんどがR56を走るコースになります。

宿毛をスタートしてR56を北上。県境を越え愛南町の40番_観自在寺までは約20km。 県境に向けゆるやかな登りが続く道。早朝ということで主要国道とは言え車の交通量も少なく思っていたよりは走りやすいです。

愛南町に入り市街地中心へと走ると少々迷いましたが40番_観自在寺に到着。この観自在寺は1番_霊山寺からもっとも遠い場所にあるそうで、40番ということでまだ半分ではないですが、ここが折り返しのようなものですね。

この観自在寺からすぐ近くに『紫電改展示館』があり、世界に現存するのは4機のみで日本にあるのはここの1機のみ。35年くらい前に車で四国1周した際に立ち寄って、今回も立ち寄りたかったのですが、開館が午前9時ということでまだ1時間以上あり、雨も心配だったので今回は諦め先へ進みます。『紫電改展示館』のある半島の先には高茂岬があり、やまさんが以前訪れていてきれいな写真ばかり。再訪必至ですね。

R56は一旦海沿いから内陸をしばらく進み愛南町の旧御荘町から旧内海村に入ると再び海岸線へ。今回走ったR56の区間は結構大小のトンネルがあったのですが、内海トンネルは車用と自転車・歩行者用が別々のトンネルになっており怖い思いすることなく、また車の排ガスの心配もなく安心して通過出来ますね。さすがは自転車先進県の愛媛。

内海トンネルを抜け緩やかなアップダウンを繰り返すと見覚えのある風景。2014年の“水荷浦の段畑・船越運河ツーリング”で走った由良半島への分岐です。由良半島は豊後水道に突き出た小さな半島で、2014年の時は半島の中央にある船越運河まで走って折り返しました。

ここからしばらくは2014年の時に走ったことがある道。当時のことを思い出しながら淡々と進み鳥越トンネル、嵐坂トンネル(このトンネルも車と歩行者・自転車は別)を抜けると宇和島市内。

スタートしてこの辺りを走っている頃は雨こそ降らないものの太陽は完全に雲の中。沿道の桜のみが楽しみ。

2014年の“水荷浦の段畑・船越運河ツーリング”の時にデポした道の駅「やすらぎの里」の横を過ぎると松尾峠への登り。当然当時も走った旧道へ進みます。。海岸線の風景は記憶にあってもここの登りの記憶は全くなし。激坂はなく助かりました。

トンネルを抜け前回は左折して水荷浦の段畑へ、今回は右折で宇和島市街地へ。坂を下ると一気に宇和島の市街地。さすがに宇和島市街地は車の通行量、信号が多く走りにくい道。宇和島市街地はそのまま素通りし、一旦国道を逸れr57でだらだらと登り、道の駅「三間」でようやく大休止。

写真は撮り忘れましたが、宇和島と言うことで“じゃこてん”で昼食休憩。
再スタート後はr31で道の駅からすぐ傍の41番_龍光寺へ。山門は無く何故か鳥居。境内が狭いためスムースにお参り。(こういうのが効率よくて良いですね。・・・笑)
次の42番_仏木寺までは約2km。すぐ傍です。県道沿いにあり山門も真新しいお寺なのであまり札所っぽくなかったです。

今回のお遍路ツーリング最後のお寺、43番_明石寺は約14km先。途中にはこの2日間で最大標高400mの歯長峠(歯長トンネル)を越えます。歯長峠までは約4kmの登り。今回も幸いにも激坂はなく無事峠を越えて西予市へ。
明石寺、源頼朝に所縁のあるお寺だそうですが、山門までが激坂(笑)。

明石寺の参拝を終え、後は大洲まで走るのみ。遠くからでしたが、大洲城の桜が見事です。

大洲からはJRで松山。松山からはバスで徳島へ。前回の時も感じましたが、やはり高速バスはメチャクチャ便利ですね。あっという間に徳島まで帰って来れました。