ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

乗鞍へ 2

畳平に到着し、写真撮りながらウロウロ。土産物店にある温度計は11℃となってますが、それほど寒くなく登ってきた時のまま半袖ジャージでもそれほど寒く感じません。畳平は自転車乗り、登山客でいっぱいです。どこが自粛?(“オマエが言うな!”ですが・・・)

ウロウロしながら人間&自転車ウォッチング。色々な自転車がありますね、ロード系が一番多いのはもちろんですが、ダウンヒルのバイク、ママチャリ?みたいバイクにはビックリ。登山客の方は今のご時世ですから皆さんマスクしてますが、ただでさえ空気の薄い標高2700m、さらに登って大丈夫なんでしょうかね。。。

そんなこんなでしばらくウロウロした後、残念ですが、畳平をあとにして下ります。下りは予定通り乗鞍スカイライン(岐阜県側)を下ります。こちらは13年前の“お深い”で皆で登った時以来。あの時は皆でおしゃべり&休憩しながら登りましたがそれでもキツかったイメージ。北アルプスを眺めながら気持ちよくダウンヒル。

下り始めて早々に見事な雲海。長野県側も見事でしたが、岐阜県側はそれ以上。ここまで見事な雲海は初めて見ました。

岐阜県側も長野県側に負けず劣らずの大勢の自転車乗りが登ってます。レース?と勘違いするほどですね。最初はゴツゴツした岩が目立つのですが、気がついたら背の高い樹木が目立ってきて標高が下がってきたのを実感。

平湯峠まで降りてきて“お深い”の時は朴の木平スキー場から登ったので左ですが、今日は右へ。林道を下りR158に合流。旧道で安房峠へ。今は安房峠の下を通る安房トンネル(有料道路)がありますので車はほとんどがそちらを通るので旧道は全くと言っていいほど車は通りません。(数台県外ナンバーの車とツーリングのバイクが通るくらい。)
安房峠、安房トンネルの分岐からだと約8kmでほとんどが木々に覆われた旧道で展望はありません。標高だと1250mから1800m近くまで登り返す決して侮れない峠。淡々と登りますが、ここで背負っているリュックが邪魔をします。防寒用のウエア類の他、パンクに備えて少し大きめの携帯ポンプ、この後のトンネル区間のためのライト、そしていつも使っているミラーレス。出発前はデジイチも持って行こうかと悩んだのですが、もしこれにデジイチがあったら更に重たくなっていたでしょうね。とにかく重い!腰が痛い!(ちなみに冬用アイテムは2日間、一度も使いませんでした。)
斜度は後半は少し緩くなるものの“峠まだ?”とコーナを曲がる度に思っている頃ようやく安房峠に到着。峠自体は切り通しみたいになっていて展望は長野県側に入って前方に見事な山々。穂高連峰ですよね?(隣で写真撮っていたご夫婦?のバイク乗りの方が話していたのを横で盗み聞き。)

長野側の下り、路面の悪いペアピンの連続(カーブの場所だけコンクリ舗装でガタガタ)の下り坂を慎重に下り安房トンネルの出入口の所で再びR158に合流。

予定ではこの後R158を下り上高地へ向かう予定でした。が、畳平で数名の方とちょっとお話をしたのですが、その方達の情報では上高地へは平均で10%を超える全長1300mの激坂トンネル(釜トンネル)を走らないとダメらしく、釜トンネルの後にも登りのトンネルがあり、“少し危険ですよ!”とのこと。分岐まで降りてきてどうしようか思案。この後の白骨温泉も激坂との情報もあり、弱気なま~し~、上高地はパス。(上高地はまた来年?)

ここからR158はトンネル多数区間。狭いトンネルの連続で路面はガタガタで台風の後ということもあって濡れていたのですが、思ったほど車が通らず特に問題なく通過。トンネルをいくつか抜けると白骨温泉の案内標識があり左折してr300へ。
最初は横を流れる川(湯川)を眺めながら緩やかな登りでしたが、徐々にキツくなりトンネルに入ると斜度が一気に上がり余裕で10%は超えてますね。休憩しようにも曲がりくねったトンネルで危なくて休めません。トンネルとトンネルの間で休憩しながら何とか白骨温泉に到着。趣のある温泉ですね。こんなところに泊まって乗鞍、上高地をのんびりとツーリングしたいものです。


白骨温泉を過ぎると斜度は緩くなるのですが、すでにここまでで脚は完全に終了。この後、蛭窪トンネルまで5kmほどでしたが、写真休憩と称して休憩多数。

最後は蛭窪トンネルを抜け一気に下れば観光センターの真横に出ます。そそくさと片付け、松本市内の立ち寄り湯で汗を流し、最後は昨日に続き車中宴会で1日目終了。