ぼちぼち、ポタポタと乗ってます

瀬戸内遠征~岩国・柳井

瀬戸内遠征最終日は観光ライド。まずは岩国市の錦帯橋へ。岩国市郊外の公園にデポしてスタート。距離は5kmくらいなのであっという間に到着。




いつも写真で見ていた風景が目の前に広がります。世界的にも珍しい木造の五連アーチ橋。当然、修復、補修は定期的に行われているでしょうが、江戸時代当時と技法は変わっておらず、昔ながらの匠の技術に感動します。


こういうのを見ると毎回「昔の人は今みたいに重機もなく道具も十分じゃなかったのに、よくこれほどのものを作ったなぁ~」と思いますよね。

せっかくなので渡ってみることに。この後、岩国城にも行く予定でしたので、橋の往復とロープウェー往復、岩国城の入城がセットになった割引券(\970)を購入しました。


渡ってみての感想。意外とアーチ部分の勾配が急でした。橋の上から見る錦川の流れや岩国城の景色は格別です。余談ですが、昔、自転車だったか原付だったかで渡った馬鹿がいましたね。

橋を渡り吉香公園からロープウェーに乗り、岩国城(標高約200mの山城)へ向かいます。城マニアではありませんが、目的は天守(展望台)からの風景。事前情報で、ロープウエイを降りてすぐ横にある展望台から見る風景が素晴らしいとか。。。


展望台からは、イメージ通りの風景。眼下に流れる錦川と、それに架かる錦帯橋がバッチリ見えます。近くで見る錦帯橋もいいですが、上から見る姿はまた良いですねぇ~。


そしてキラキラと輝く瀬戸内海。右上に見える島は昨日走った周防大島。天気が良ければ宮島も見えるという話ですが、写真には写っていませんが左の山が邪魔で見えませんね。


お城自体は昭和に再建されたものです。先程のセット券に入城券も含まれていますので城内へ。武具や資料が中心に展示されています。


やはりここでもメインの目的は最上階(4階)からの展望。とはいえ、さきほどの風景と極端には変わりませんけどね。

ゆっくり1時間半ほど観光して次の目的地へ。

続いて向かったのは、柳井の白壁の旧町並み保存地区。岩国から柳井まであまり魅力的な道がなさそうだったのと、時間の関係で車でワープ。昨日と同じ大畠灯台に再度デポ。


江戸時代から続く約200mの商家の町並み。白い漆喰壁と黒い瓦の「国指定重要伝統的建造物群保存地区」だそうですが、車も普通に通っていますし、そこに住む人たちにとっては日常生活の場所でもあります。




町並みの主役は、白壁の旧商家群と「金魚ちょうちん」。特に「金魚ちょうちん」は軒先でユラユラとユーモラスに揺れていました。


国森家住宅、江戸時代中期の商家造り。


佐川醤油店の醤油蔵。柳井の特産品である「甘露醤油」の醤油蔵。実際に今も熟成発酵中でその大きさにビックリです。


3連休最終日のお昼ということで大勢の観光客かと思いましたが、意外と人影もまばら。その分ゆっくりと観光できたのは良かったです。

これで3連休の瀬戸内遠征も終了。土曜日の瓶ヶ森はちょっと残念でしたが、日、月と快晴とまではいかないもののまずまずのお天気。初めての場所を楽しく走ることが出来た3日間。やっぱり知らない場所を走り回るのは楽しい!